40代・兼業主婦・女性・船橋市
示談交渉で過失割合を90:10から95:5と被害者に有利に変更できた事例
ご相談内容
Tさんは、車道を歩行中、正面から来た自動車と右腕が接触するという事故に遭いました。
この事故により、肩と肘を怪我してしまいましたが、約半年間治療を継続したところで、症状がなくなり、治療を終了しました。
保険会社からは、過失割合の話があり、90:10が妥当であるという話をされていました。
そこで、保険会社の提示する過失割合が妥当かどうか、慰謝料はいくらくらいもらえるのかなどをシーアクトの弁護士にご相談いただきました。
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | ― | 治癒 | ― |
| 入通院慰謝料 | ― | 108 | +108 |
| 休業損害 | ― | 43 | +43 |
| 交通費等 | ― | 5 | +5 |
| 過失相殺 | ― | -12 | -12 |
| 過失割合 | 90:10 | 95:5 | ― |
| 合計 | 提示なし | 144 | +144 |
まず、弁護士がご相談者様から事故状況を詳細に伺い、その場でGoogleマップを利用して事故現場も確認しました。
そうしたところ、今回の事故の基本過失割合は90:10で、あとは依頼者に5パーセント有利な修正要素が適用されるかどうかが微妙なケースでした。
そこで、できる限り説得的に修正要素が適用される事案であることを主張書面に記載して、示談交渉を開始しました。
相手方保険会社も、当初は90:10の過失割合の主張を維持していましたが、電話や書面で粘り強く示談交渉を継続しました。
また、慰謝料や主婦としての休業損害もできる限り高額になるように示談交渉をしました。
解決内容
示談交渉の結果、過失割合は修正要素を適用して、95:5に変更することが認められました。
また、慰謝料についても裁判基準に近い金額で示談できました。
さらに、休業損害についても、初回の回答は約15万円でしたが、最終的に約43万円まで増額することができました。
最終的に、過失相殺後の示談金として、治療費を除き約144万円を受け取る内容で示談が成立しました。
所感(担当弁護士より)
過失割合については、今回のように事故態様自体には争いがなくても、修正要素を適用できるかどうかについて争いになることがあります。
今回問題となった修正要素は、いわゆる「集団通行」というものでしたが、これに該当するかどうかは、明確に決まっているわけではありません。
実際の状況と裁判例等に照らしながら、修正要素が適用できるかどうかをしっかりと検討する必要があります。
今回は、「集団通行」に該当するかどうかは微妙な事案でしたが、示談交渉の結果、修正要素として認めてもらい、ご依頼者様に過失割合を有利に変更できたので、良かったと思います。
掲載内容について
個人が特定されない範囲で掲載しています。記載の金額は個別の事案における結果であり、同種の事故で同様の結果をお約束するものではありません。
