30代・会社員・女性・市川市

自転車でバスと接触し脳挫傷を負った事案で、高次脳機能障害を含む併合6級の認定を受け、訴訟をせずに合計約3600万円を獲得した事例

併合6級(7級・12級) 脳挫傷、外傷性くも膜下出血、高次脳機能障害、嗅覚障害、味覚障害 追い越し時の事故 被害者請求 示談交渉
保険会社の提示額 提示なし
最終獲得額 3,600万円
被害者 30代・会社員・女性・市川市
事故の種類 追い越し時の事故
部位 頭部
傷病名 脳挫傷・外傷性くも膜下出血・高次脳機能障害・嗅覚障害・味覚障害
後遺障害等級 併合6級(7級・12級)
相手方の保険会社 あいおいニッセイ同和
解決方法 被害者請求、示談交渉
獲得金額 約3,600万円

ご相談内容

Yさんは、自転車で歩道から車道に出て少し進んだところ、後方から追い越してきたバスと接触し、転倒する事故に遭ってしまいました。
この事故により、脳挫傷と外傷性くも膜下出血のケガを負ってしまいました。
相手方は、Yさんが弁護士に依頼する前から、すでに弁護士に依頼していました。
そこで、後遺障害の申請と賠償金について、シーアクトの弁護士にご相談いただきました。

サポートの流れ

項目サポート前サポート後増額幅
後遺障害等級―併合6級(7級4号・12級相当・12級相当)―
示談金―3,600+3,600
過失割合―60:40―
合計提示なし3,600+3,600
単位:万円

まずは、弁護士が多数の医療記録を検討した上で、被害者請求の方法で後遺障害の申請を行いました。
申請にあたっては、特に高次脳機能障害の内容に注意しました。
本件で最も難しかったのは、症状固定時に残っている精神面の障害と事故との因果関係、そしてその程度(高次脳機能障害の等級)を立証することでした。
そこで、各医療機関の協力のもとで十分な資料を取り付け、申請を行いました。
その結果、高次脳機能障害について7級4号、嗅覚障害と味覚障害についてそれぞれ12級相当が認定され、併合6級となりました。
また、労災保険でも後遺障害が認定され、障害給付を受けました。
その上で、相手方の弁護士との間で示談交渉を行いました。
金額が高額になることもあり、示談交渉は難航した場面もありましたが、早期に解決したいというYさんのご希望にも沿うように交渉を進めました。

解決内容

結果的に、訴訟に移行することなく示談が成立しました。
損害の総額は約5900万円となり、過失割合は相手方60:依頼者40となりました。
その上で、既払金を差し引いて、相手方から追加で約1400万円の示談金を受け取る内容で示談が成立しました。
被害者請求によって受け取った自賠責保険金1296万円と、労災保険や障害年金から受け取った障害給付や休業給付約900万円をあわせて、最終的に合計で約3600万円の賠償金を獲得しました。

所感(担当弁護士より)

本件で最も重要だったのは、高次脳機能障害の認定を受けることでした。
高次脳機能障害は、事故との因果関係や障害の程度の立証が難しく、十分な医療資料がなければ適正な等級が認定されないこともあります。
今回は、各医療機関の協力のもとで資料を取り付け、自賠責の被害者請求で高次脳機能障害が認定されたことが最大のポイントでした。
また、高次脳機能障害は、訴訟になると等級が下がるなどのリスクもあり得ます。
単に早期解決を目指すだけでなく、そのリスクとの兼ね合いも踏まえた上で、訴訟に移行せずに示談を成立させることができて良かったと思います。

掲載内容について

個人が特定されない範囲で掲載しています。記載の金額は個別の事案における結果であり、同種の事故で同様の結果をお約束するものではありません。

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