40代・兼業主婦・女性・東京都
併合8級の兼業主婦について、逸失利益を粘り強く主張し、保険会社の回答約1100万円から2000万円まで示談金を増額した事例
ご相談内容
Gさんは、歩いて横断歩道の近くを渡ろうとしたところ、対向方向から右折してきた車と衝突する事故に遭ってしまいました。
この事故により、脳挫傷、外傷性くも膜下出血、肋骨骨折のケガを負ってしまいました。
そこで、後遺障害の申請と賠償金について、シーアクトの弁護士にご相談いただきました。
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | ― | 併合8級(9級2号・13級3号) | ― |
| 示談金 | ― | 2,950 | +2,950 |
| 合計 | 提示なし | 2,950 | +2,950 |
まずは、弁護士が被害者請求の方法で後遺障害の申請を行いました。
その結果、視力障害について9級2号、視野障害について13級3号が認定され、併合8級となりました。
次に、損害額を最大限に見積もり、過失割合は相手方100:依頼者0として、相手方保険会社との示談交渉を開始しました。
これに対し、相手方保険会社は、Gさんが横断歩道の外を斜めに走ってきたという「著しい過失」があるとして、相手方90:依頼者10の過失割合を主張してきました。
また、相手方保険会社からの回答は、約1100万円の示談金でした。
金額の一番大きな争点は、逸失利益、特に後遺障害による労働能力喪失率でした。
逸失利益だけで、お互いの主張に約1000万円の差がありました。
そこで、視力障害や視野障害が仕事や家事にどのような影響を与えているかを、Gさんからできるだけ詳細かつ具体的に聴き取りました。
その上で、労働能力への影響が極めて大きいこと、裁判になった場合にも相当程度の喪失率が認められる可能性があることを、裁判例とともに強く主張しました。
解決内容
粘り強く示談交渉を続けた結果、逸失利益について、こちらの主張にかなり近い金額が認められました。
過失割合については、明確な合意はせず金額のみで合意しましたが、金額としては、こちらが主張した相手方100:依頼者0に近い過失割合で計算した場合と同じような内容になりました。
その結果、示談金は相手方保険会社の回答の約1100万円から2000万円まで増額しました。
最終的に、相手方から追加で2000万円の示談金を受け取る内容で示談が成立しました。
これに、被害者請求によって受け取った自賠責保険金819万円と、相手方保険会社から受け取っていた治療費以外の休業損害などの既払金約130万円をあわせて、合計で約2950万円(治療費は除く)の賠償金を獲得しました。
所感(担当弁護士より)
視力障害や視野障害のような後遺障害では、保険会社が労働能力への影響を小さく見積もり、逸失利益の金額に大きな差が出ることがあります。
今回の解決のポイントは、後遺障害が仕事や家事にどのような影響を与えているかを具体的に聴き取り、裁判例とあわせて主張したことです。
労働能力喪失率は、等級だけで機械的に決まるものではなく、実際の支障をどれだけ具体的に示せるかが重要になります。
保険会社の回答から約900万円の増額となり、裁判をすることなく適正な金額で解決できて良かったと思います。
掲載内容について
個人が特定されない範囲で掲載しています。記載の金額は個別の事案における結果であり、同種の事故で同様の結果をお約束するものではありません。
